こんにちは!
不登校から生きる力を育むコーチ@柴野あさぎです。
不登校の子どもにとって、ゲームは心の支えとなっています。
でも頭では分かってはいるけど、親としてはイライラすることもありますよね。
この記事では、不登校中にゲームばかりになるのをどう捉えていくかと、
イライラの対処法をまとめましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
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「めんどくさい」「学校に行きたくない。。。」
子どものネガティブな気持ちを受け入れると、親子関係も改善していきますよ!
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不登校でゲームばかり!親がイライラする理由とは?
子どもがゲームばかりしていると、どこがどうイライラしてくるのでしょうか?
客観的に何が起こっているのか、仮説を立てていきましょう。
家で一人の時間が取りにくいから
子どもが家でゲームをしている時間が長いと、一人時間が確保できません。
親に1人部屋があればいいのですが、リビングをずっと占拠されてしまうと
とまどいますよね。
そのイライラは、「一人時間がほしいのに…」という気持ちを
我慢しているところから来ているかもしれません。
子どもの声やゲームの音がうるさい
子どもが静かにゲームをしてくれていたら、そんなにイライラしませんよね。
でも、バトルゲームで熱くなりすぎると、大きな声が出たり、
ゲーム音量が大きかったり…
大きな音をずーっと聴いているのは、イライラの原因になります。
子どもをみて悲観的になる
ゲームばかりの子どもを見ていると、
将来ニートになったらどうしよう…、あの時、もっと優しく接していれば…、
こんな思考がグルグルしてしまうとしたら。。
ずっと抱えていると、焦りや不安から、子どもに対してイライラを
ぶつけてしまうことになってしまいます。
自分を許すことができない
◆失敗が怖い
◆いい母親じゃないとダメなんだ
と、無意識に感じていると、自分の弱い・ダメな部分を許すことができません。
自分のダメなところを受容できないと、子どものダメなところも
受容できません。
自分の事を許せていなければ、子どもの事を許すことができず、
訳もなく無性にイライラしてしまうのです。
不登校でゲームしかしないのは訳がある
親だって、イライラしてしまうこともある。
そして、子どもにもゲームばかりになってしまうのは訳があります。
不登校の子どもにとってゲームは心の支え!
学校に行けなくなると、子どもはとても不安です。
「みんな学校に行ってるのに…」
「これからどうなるんだろう…」
罪悪感や不安や焦り、自分を責める気持ちが出てきます。
こんな気持ちでずっと過ごしていると苦しいですよね。
そんな苦しい気持ちを忘れて、集中できるものの一つが「ゲーム」です。
ゲームをすることで、一時的に嫌なことを忘れたり、
楽しい気分を味わいポジティブな気持ちになることができます。
オンラインで同年代の子や、同じ境遇の子とも繋がれるので、
「私だけじゃないんだ…!」という安心感を得ることもできます。
ですから、本人が悩み苦しんでいる時こそ、その苦しみを和らげるために
ゲームという心の支えが必要なのだと思います。
後は、他にやることがない…希望がない…そんな風に感じていても、
何となくゲームをやってしまうことになります。
家に居場所がないとゲームに依存する
さらに、学校に行かない事に対して家族が受けれてくれないと
子どもは居場所がありません。
◆ゲームを一方的に制限する・取り上げる
◆親が心配ばかりする・元気がない
◆子どもを肯定せず・否定する
こうした対応が続くと、子どもは家に居場所が無いと感じ、
ますますゲームしかやらない、という現象が起こってしまいます。
親との信頼関係があればルールを話し合える
子どもがゲームやメディアばかりに依存してしまうのは、
自分のダメなところを受け入れたり、学校という枠を出て、自分というありのままの存在を
受け入れるために、必要な時間なのではないかと思います。
「こんな自分でも大丈夫なのかな…」そんな不安や葛藤を抱えている時に
親が普通に接してくれたり、「大丈夫だよ」「今はどんなゲームやっているの?」
と存在自体を受容してくれたら、どんなに安心するでしょうか。
親が子どもを受け入れると、信頼関係ができてきます。
子どもの様子が落ち着いて、雑談などができるのであれば、
ゲームのルールについて、一緒に話し合いできるといいですね。
不登校でゲームばかり!親のイライラの対処の仕方
子どもがゲームばかりしてしまうのは、子どもの課題。
イライラしてしまうのは、親の課題。
になるのですが、自分自身に影響があることは、子どもに話をしていきましょう。
気持ちを切り替える・受容する
イライラする気持ちを子どもにぶつけていては、親子関係が悪化してしまいます。
自分のイライラは、自分で対処していきましょう!
◆子どもから離れる
◆我慢していること・愚痴を誰かに聴いてもらう
◆紙に書きだしてみる
◆自分の気持ちを言語化してみる
気持ちの切り替え・受容の仕方は、たくさんあります。
一人でもできることがありますので、積極的に試していきましょう。
困っていることはIメッセージで伝える
自分にも影響があることは、Iメッセージで伝えていきましょう。
◆ゲームの音がうるさい
◆電気代が高くて困っている
◆リビングで少し位ゆっくりしたい
自分ばかり我慢するのではなく、事情を説明して配慮してもらうのも
家族として大切なこと。
「あ~!もう!うるさい!静かにしなさい!」ではなく、
「私はゲームの音がうるさくて、眠れなくて困ってる。イヤホンで聴いてもらえると助かるよ」
このように、自分の困りごとも一緒に伝えていきましょう。
信頼関係ができたらルールを話し合う
子どもと会話が増えて、信頼関係ができてきたのであれば、
ゲームのルールを一緒に話し合っていくことができます。
◆生活や約束よりゲーム優先になっている
◆ゲームによって、睡眠不足、イライラなどが長期間続いている
こんな場合は、一人ではゲームから抜け出せなくなっている可能性もあります。
最近のゲームは、オンラインでつながったり、マップやアイテムが次から次へと
アップデートしたり、飽きることがありません。
子どもから自発的に、ゲームに飽きたり、何か興味を持って
始められるのが理想ですが、きっかけがないとそのまま
ゲームをやり続けてしまう可能性もあります。
ゲームのルールの話し合いをする時は、
◆子どもが守れそうなルールに設定
◆ゲームの代わりに何をするか
この2点を考えていけるとよいですね。
【まとめ】信頼関係を築いてからルールづくりを
子どもがゲームばかりしていると、イライラしてしまうこともあります。
だから、困りごとを伝えたり、自分で対処したり、上手く付き合っていきたいですね。
イライラを我慢することは、急にキレる原因につながっています。
ですから、小出しにして、爆発しないようにしていきましょう。
どうしても、イライラして苦しい、不安と焦りから子どもに口出しをしてしまう…。
こんな場合は、無意識に自分の気持ちを否定していないでしょうか。
子どもよりもまずは、自分の気持ちに寄り添ってみませんか。
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