こんにちは。
不登校から生きる力を育むコーチ 柴野あさぎです。
この記事では、スクールカウンセラーさんを利用した体験から、
利用する意味、意味がないと感じる理由3つについてまとめました。
利用してみないと、SCさんとの相性や、今後の方針も分からないので、
まずは私の体験談を読んで、スクールカウンセラーさんの
【不登校の子どもの接し方が分からない。そんな悩みはありませんか?】
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スクールカウンセラーの利用方法
スクールカウンセラー(SC)さんは、各学校によって勤務形態が様々です。
子どもの小学校では、臨床心理士の資格を持ったSCさんが週に一回常勤していました。
その他の4日間は、相談員の先生が常勤しており、この先生にも相談することができるシステムです。
悩みがあるなら誰でも利用OK
SCさんへの相談は悩みがあるなら誰でも利用できます。
子どものみ、親子、親のみ、どんなパターンでも大丈夫でした。
悩みは大きいことから小さいことまででも大丈夫。
- 学習のつまずき
- 発達の遅れ
- 登校しぶり・不登校
- 育児の悩み
- 友達関係など
ココロのケアをしてくれるので、悩んでいることならどんな内容でも大丈夫だと思います。
スクールカウンセラーは予約制
子どもが通う小学校のSCさんは、週に一回学校に勤務していました。
相談したい時は、担任を経由して連絡を取ります。
継続して相談していた時は1~2ヶ月に1回のペースで、予約をしていました。
スクールカウンセラーは意味ない!と感じる3つの理由
スクールカウンセラーさんに相談しても、意味がない!と感じることもあります。
実際に利用した体験から3つ理由をあげてみました。
①話すことがない(悩みを言語化できない)
学校を休みがちになった際に、子どもと一緒に利用させてもらったことがあります。
ところが、話すことがなく、1~2回で終了してしまいました。
我が家の場合は、いじめや先生との相性が合わない、などの問題はなかったので、
特に話すことがなく…。
子どもの場合は、学校に行くこと自体が負担であったり、
相談よりも遊びながら方が、よっぽど心を開いてくれるので、
【悩み相談】となると、利用のハードルが上がってしまうみたいです。
②相性が合わない(心を開けない)
「この人なら大丈夫!」という安心感がないと、心に抱えた悩みを話すことはできません。
例えば育児の悩みは、独身の人よりも、子どもがいる人の方が気持ちを分かってくれそう
な印象がしますよね。
こちらも心を開いていかないと、上辺だけの話になってしまい、
悩みの核心に触れられず、よい気付きが得られません。
相性が合わないと感じた時は、他の方に相談してみましょう。
③すぐに解決方法を求めてしまう
心の悩みは複雑で、複数の問題が絡み合っていることがあります。
心が変わるには時間を要するので、悩みを話して1回で解決することはほぼありません。
すぐに解決方法を!と焦ってしまうと、意味がないように感じてしまいます。
心の傷を癒したり、悩みを解決するには、ある程度時間が必要です。
相談して、感じた事、気付いたことから、少しずつ行動に移していきましょう。
スクールカウンセラーを利用した体験談【不登校の悩み】
私は子どもの不登校の体験を通して、SCさんを利用しましたので、その時感じたことをまとめました。
気持ちの整理整頓ができる
SCさんはどんな話でも聴いてくれます。
アドバイスや否定なしで、「うん。うん。」と聴いてくださるので、自分の気持ちを吐き出すことができます。
最後まで話を聴いてもらえると、「私はこのままでいいんだな。」と自分を肯定することもできます。
不登校の話はママ友には話しづらいため、SCさんに胸の内を話すことで、
ホッと安心感を覚えました。
月1回相談することで、自分が決めたことができているか振り返り、
心情の変化を感じることもできました。
WISC検査を提案してもらう
親子で何回か相談した後に、WSIC(発達検査)を受けてみませんか?と提案していただきました。
SCさんは話すことで、息子がちょっと違うな、と感じたのだと思います。
この検査結果で、得意な部分と苦手な部分を子ども自身が把握することができました。
「苦手な部分があるから、学校で気を使って疲れてしまったんだね!」
と親子で受け入れられ、今後の対策も立てることができたので、貴重な機会となりました。
学校生活に対して困りごとが多い場合は、一度SCさんに相談してみましょう。
不登校の悩みでスクールカウンセラーは意味ない…?
SCさんへは子どもの困りごとや、自分の悩んでいることを共有します。
子どもの問題行動や発達の遅れに関するものは、
明確に話すことができれば、それなりにアドバイスをもらうことができます。
しかし、不登校の詳しい見守り方、心の回復方法については、
「ゆっくり見守りましょう。。。」となり、具体的には提示してもらえません。
確かに、見守ることが大切なのですが、具体的に伝えてもらえないのが、
歯がゆいところです。。。(子ども一人ひとり違うからしょうがないかな…)
具体的な見守り方や接し方を知りたい場合は、
民間の相談や児童精神科の先生がおススメです。
【まとめ】スクールカウンセラーは相性次第!
SCさんは、学校だけではなく、育児や夫婦関係などの相談にも載ってくれます。
学校側への要望を伝える、WISCの検査、傾聴、などとても大切な相談機関です。
しかし、相性が合わないSCさんへは、心が開けず相談が難しい。
そして、不登校に関しては、具体的なアドバイスがもらえないため、
意味がないと感じるかもしれません。
その場合は、市の相談機関、民間機関や児童精神科、なども利用してみてくださいね。
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