【体験談】小学生の五月雨登校は送迎が大変だった話

こんにちは!

不登校から生きる力を育むコーチ 柴野あさぎです。

五月雨登校は、一週間のうちに何回は学校へ登校できる状態です。

子どもは自分のペースで通えるので負担が少ないですが、親は不定期の送迎や、お昼ご飯の有無など、負担が大きくなります。

この記事では、五月雨登校の体験談や家で取り組んだことをまとめました。

五月雨登校は親が自分のペースで動けなくなるため、時には自分の予定を先に入れて息抜きすることも大切です。

目次

五月雨登校って怠けなの?こどもの心理はどうなってるの【体験談】

五月雨登校とは、子どもに取ってはどんな心理なのでしょうか。

我が家の場合は、朝に「今日の予定を決めようか」と私が声かけして、本人たちが学校に行く時間を決めます。

妹の場合

妹の場合は、かなり自由にカスタマイズをして五月雨登校をしておりました。

  • 行きたい授業を選んでいる
  • 給食が美味しそうだったら行く
  • 気分次第で行かない日もある

苦手な授業は避けて、図工や学活などに合わせていくパターンが多かったです。

朝に準備ができていなかったり、兄や私が気に障るような声掛けをすると「行かない」となることもありました。

サボティ
妹は人目を気にするタイプなのに、自由な感じに過ごしていたね!
あさぎ
でも給食の時間から登校するのは周りの目がキビシイと言って、午後からの登校にするなどしていました。

給食費を払っているんだから堂々としてていいんだよ、と伝えましたが…。

妹は気分によって登校を決めているタイプの五月雨登校のようです。

兄の場合

兄の場合は腹痛がたまにあるため、体調と相談して行けるかどうかを決めていました。

兄はワーキングメモリが少し弱く、感覚が敏感、という特徴がありました。(普通よりちょっとだけ。)

だから学校という集団行動に合わせるのは、かなり気を使って過ごしていたようです。

  • 体調がいい日はなるべく行く
  • イベントに集中するために前日は休む

WISK( 知能検査)を受け、自分の特徴が分かったので、本人も少し肩の荷が下りたようでした。

「完璧じゃなくてOK!大事なところだけパワーを使って、後はちょっと手を抜いたっていい。」

前のように学校生活に慣れるため、徐々に学校に行ける時間を増やしていきました。

あさぎ
今は2~4時間目に行き、通学団で帰ってくるスタイルです。

兄は復帰明けの学校に慣れていくための五月雨登校というスタイルになっています。

サボティ
兄弟でも五月雨登校のタイプが違うんだね!

小学生の五月雨登校!親が辛かったこと【体験談】

兄妹の五月雨登校は、何といっても送迎が大変でした。

学校に行く意思があるのは、応援したいので、もちろん嬉しいのですが…。

兄「4時間目に行きたい」

妹「2時間目から行きたい」

親としてはまとめて送りたいですが、一緒の時間に揃って行きたい、とはならないのがほとんどです。

教室で過ごすこともあれば、1時間だけで帰ってくる日もあります。

1日で学校をMAX4往復する日もあります。

送迎自体は大したことがありませんが、自分の予定を入れられないのが地味にストレスでした。

送迎で疲れてしまった時は、たまにお休みをして息抜きをしました。

五月雨登校しない時は家でどう過ごしている?【我が家の場合】

取り組むことは不登校時とほぼ一緒ですが4つご紹介します。

お手伝い

自分で考える力、責任感を持ってもらうために、お手伝いをしてもらっています。

これまでは私が全部やっていましたが、自立のチャンスを取ってしまってはダメだなと反省です。

  • お皿の片付け
  • 玄関掃き
  • 部屋の片づけ
  • 買い物の仕分け
  • 朝ごはんの準備

とは言え、学校に行ったり、習い事があるとできない事もあるので、臨機応変に対応しています。

サボティ
料理は感想をシェアできたり、新しい発見がいっぱい!

週に1回は一緒に料理の時間を作っていきたいです。

メディア時間のルールを設定する

メディア時間のルールは、不登校時にも決めていました。

ですが時間オーバーは毎日のよう、ペナルティも与えていないのでルールはあってないようなものでした。

しかし育児書を読んでいくうちに、ルールがあるならペナルティをしっかり発動させる必要があると知りました。

サボティ
不自由さに気付かないと、自分からルールを守ろうとは思えない!

ガチガチには管理していませんが、あまりにも長引く時はこちらから声掛けをしています。

こどもの話を最後まで聞く

子どもの話は最後まで聞いて、口を挟まないよう心掛けています。

そして、気付いた点があれば積極的におどろいたり褒めます。

子どもにとって驚きでも、大人にとっては「そんなことあたりまえじゃん」という出来事も多いですよね。

でも親のリアクションが薄いと子どもは共感してもらえなくて、さみしい気持ちになってしまいます。

話を聞く時は子どもと一緒の目線で共感するようにしています。

サボティ
話を最後まで聞いてもらえたら、自己肯定感もアップするよね。

目標を立てて振り返りをする

月の初めに学校に関する目標を立てています。

学校に行きたいという意思はあるのですが、意思だけでは動けない!

具体的に目標を立てることで、前の月よりステップアップできたらいいなと思います。

実際には目標通りには行きませんが、行動を振り返り「次はどうする?」

と考える時間が成長につながっていると感じています。

【まとめ】五月雨登校は本人もがんばっている!振りかえって成長を話し合おう!

五月雨登校は行きたい日にちや時間を決められるので、子どもに取って負担が少ないです。

その代わり、親は予定が分からず振り回されて疲れることもあります。

スモールステップで教室登校につながればよいですが、きっかけが掴めず長引くこともあります。

子どもの意思を尊重しながら、タイミングをみて教室登校への相談をしていけたらよいと思います。

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